【ココバナ運営より】「産んで後悔した」と思うことは、そんなにいけないこと?母親の本音と子育ての現実
「子どもを産んで後悔している」。そう口にすると、たいていの人は眉をひそめます。「母親なのに」「子どもがかわいそう」といった言葉が返ってくることも少なくありません。でも、その一言の裏にあるのは、愛情の欠如ではなく、想像を超える孤独や現実とのギャップ、そして自分を責める気持ちではないでしょうか。後悔という言葉を、もっと正直に使ってもいいのかもしれません。そう感じている母親は、決して少なくないと思います。
「後悔」を口にする母親は、責められる
子どもを愛していても、「後悔している」と言った瞬間に“母性が足りない”“子どもを可愛がっていない”と誤解されることがあります。でもその言葉の背景には、疲れや孤独、そして自分へのプレッシャーがあるだけかもしれません。SNSでは「理想の子育て」や「幸せそうな家族写真」があふれていますが、それを見れば見るほど、現実の自分が小さく見えてしまうこともあります。愛情と後悔は、相反するものではありません。どちらも、母親として懸命に生きている証だと思います。
子育ては、想像よりずっと「社会的なこと」
「母親だから頑張れる」ではなく、「母親だからこそ支えが必要」なのだと思います。子どもを産んだ瞬間から、24時間誰かの命を背負う生活が始まります。サポートが足りなかったり、「母親ならできて当然」という空気があったりすることで、“後悔”という気持ちが生まれやすくなってしまうのです。特に現代では、SNSを通して他の家庭やママたちと簡単に比べられる分、孤独や焦りが増幅しやすい環境にあります。子育ては個人の努力ではなく、社会全体で支えるもの。その視点を忘れてはいけません。
「産んでよかった」と思えるようになるために
「後悔」という気持ちを消そうとするのではなく、まずはその感情を受け止めることが大切だと思います。完璧な母親でなくてもいいし、理想どおりにできなくてもいい。SNSで見かける“誰かの幸せ”と比べる必要もありません。自分のペースで子どもと向き合える環境があれば、“後悔”は少しずつ、“理解”や“実感”に変わっていくはずです。
まとめ
「産んで後悔した」という言葉には、罪悪感やタブーのような響きがあります。でも、それを感じるのは未熟だからではなく、“母親である前に、一人の人間”だからです。子育ては、想像以上に大変で、想像以上に孤独です。だからこそ、後悔してもいいし、弱音を吐いてもいい。その正直な声が、同じように苦しむ誰かを救うかもしれません。SNSのきらびやかな世界の裏には、誰にも見せない涙や不安があることを、私たちは知っています。“産んでよかった”と思える社会をつくるためには、まず“産んで後悔した”という言葉を、安心して口にできる場所を増やすことが必要だと思います。

みんなの回答
大変なのは最初だけで、子どもが大きくなれば手がかからなくなります。それまでは、心を決めて子育てに向き合うしかありません。
そのためには、まずあなた自身が自分をしっかりコントロールすること。
24時間365日、気を張りっぱなしでは、誰でも疲れて当然です。
分担できることは分担し、何事もダラダラやらず、メリハリをつけて生活すること。
一人で抱え込まず、周りをどんどん巻き込んでいくこと。
それが子どもの成長にも繋がるし、自分にとってもとても大切。
いつか絶対、子供産んでよかったなって思える日が来ることを祈ってます。
まいこさんは今、心に余裕がないだけなんだと思う。
でも、自分が幸せじゃないと、誰も幸せになんてできないよ。
時間が足りないなら、親に頼ったり、多少お金がかかってもベビーシッターとか他の人の力借りたりして、たまにはリフレッシュする時間やストレス発散できる時間を作ったほうがいいと思う。
心に余裕ができたら、きっとまた子どもと過ごす時間の中に、小さな幸せをたくさん見つけられると思う。
でも、20年経った今は、後悔より乗り越えたという達成感の方が大きいです。
時間が経つと、また自分の中で整理される瞬間が来ると思います。
いつも良い親演じるなんて不可能だし、たまには弱音や暴言も吐きながらゆる〜く行きましょ。
それに早めに子育て終えれば、老後は元気なうちに遊べる時間が増えますよ。
それ以外はいいことなんてありません。
他の親からは見下されるし、周りがまだ自由に遊んでる時期に自分は育児で手一杯だったし、今は今で、孫の世話を押し付けられる始末。
早めに子育て終えれば老後は遊べるっていうのは、ごく一部の人だけだと思います。
子どもは大切ですが、私の場合はできちゃった婚だったので、心の準備ができないまま結婚・妊娠・出産を迎えました。
今でももう少し遊びたかった、自分の時間がほしかったと思うことがあります。
でも、そう思ってしまうことと親失格はまた別だと思います。
そういう感情は、きっとどんな親にも一度はあるものじゃないでしょうか。
むしろ、本音をちゃんと口にできるのはすごいと思いますよ。